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【おそ松さん】松野家と年上幼馴染(R18)

第102章 【リク作品】【R18】【逆ハー卒業ルート】エロ松会議



「え~? 似てない?? 俺的にはいい感じだと思ったんだけどなぁ」

「似てないね! 完璧に別人だよおそ松兄さん」

「やっぱり妄想を口に出すって難しいんじゃないの?」

 続き十四松やチョロ松にまでダメ出しされて、おそ松はムッと眉を顰める。

「んだよぉ!! じゃあお前らがやってみろよっ、最初に言えって言った癖に酷くね?!」

 やる気満々だった長男も、全員から言われて面白くなさそうに文句を返す。
 折角楽しいエロ妄想タイムを邪魔されて少し機嫌を悪くしたようだ。

「わかったよ! んじゃ、今度こそナス子っぽくいけばいいんでしょぉ?! アイツの物真似くらいわかってるしっ、今のは昨日見たAV女優の子の演技がうつっただけだから」

 気を悪くしてもやめるつもりはないらしく、おそ松は一つ咳払いをすると、もう一度と言うように最初から妄想を開始する。

 先程の開始音がまた六人の脳内に響き渡り、白いモヤが同じみに流れだした。




『やばっ、ゲームやってたら電車来ちゃったよ。……ちっ、後少しでレベル上がったのにぃ。クソ電車のヤロウ、きっちり時間通りに来るんじゃねぇってのー!! あ、乗ります乗ります。おい、そこのリーマン退けよ、ナス子様が今から電車の一番隅っこに乗るんだよ、オルァ!!』

「ストォーーーーーーーーーーーーップ!!」

「~~~~っっなん、っだよ十四松!! お兄ちゃん今凄ぇ似てたのに! 今からノリノリ実況と演技するつもりだったのにっ」

 またしても妄想世界から一言目の演技で現実に戻される六つ子達。
 十四松のストップの発言におそ松もブー垂れた顔をするが、他の弟達はジトリとした目でおそ松を見ている。

「おそ松」

「あぁ? なんだよカラ松」

「誰なんだ?」

「だから、ナス子だろ?」

「わからん」

「いや、だからナス子だって」

「いや、わからん。頼むからもう少し似てる感じでやってくれないか……妄想どころか気になって集中出来ないぞ」

 張り切って始めたのに二度目のストップをかけられて、おそ松のやる気がまた下がって行く。
 今日は絶好の機会で嫁(仮)の超絶エロイ妄想を皆としたいのに話が一向に進まない。
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