第100章 【リク作品】【R18】触らぬ神に……(2.3男)
「大丈夫だって、さすがにこの中で挿れたりはしないからさ。少し触るだけだよ」
「……んっ、はぁ……それにナス子だって先程からもどかしそうに足を擦っているじゃないか、ん?」
ちゅっとカラ松の唇が糸を引いて離れ、一言言われると真っ赤になってしまいそんな事ないと否定の声を上げようとしたが、聞く耳持たずまた唇が重なる。
「~~~~~っ!! うぅんっ!! ……んっ…んんっ……ふっ……ぅ!」
「僕らだってヤらしいナス子の姿を見て色んな意味で辛いんだよ? でも先に沢山弄られて耐えてるコッチを楽にしてあげなくちゃ可哀想だろ? もじもじしちゃってさぁ、本当は欲しいんだよねコッチにも」
抵抗したいのに頭部をカラ松に無理やり押さえつけられてくっついた顔が離れない。
捕まれた手首は片方は空いていて、そちらの手でチョロ松の胸を力なく押し返す。
勿論、そんな抵抗はムダな事もわかっていたが、嫌だと言う意思表示だけでも察していただきたい。
抵抗も空しく容赦なく秘部をなぞられ、急にきた快感に身体が跳ね上がってしまう。
触れられてしまう事はわかっていても、実際触れられるのとでは全然感覚が違う。
しかも、自分の今の身体の状態がなんとなくわかるからこそ、触れられたくはなかった。
「あれ? なんかぬるっとしてるんだけど……これは温泉のトロみじゃないよねぇ……」
「フッ……やはりな」
「やっ、あっ! チョロ松っ、ダメッ……お湯、が……っ、カラ松お願い放してっ」
「入り口がもうトロっトロだよナス子……なんだかんだいって、ナス子もこのシチュエーションに興奮してるんだろ?」
「そ……んなこと……っああっ! あっあっ、んんぅ……っ! 嫌、嫌!! ヤだってばっ」
秘部の入り口をくるくると撫でていた指が急にその上のクリトリ×を擦り、たまらず嬌声が漏れる。
部屋付きと言ってもほぼ外だ。部屋と部屋との距離はそれなりに離れているようだが、あまりに大きな声だと聞こえてしまうかもしれない。
第一、建物の造りを把握しているわけではないので、この横は、下は、上は……もしかしたら人が通れる場所になっているかもしれない、この声を聞かれてしまうかもという不安が、返って快感を煽った。