第100章 【リク作品】【R18】触らぬ神に……(2.3男)
「なーんか身体が硬くない? ナス子。マッサージ受けてきたのにおかしいな」
「そっ、そんなこっ……!? チョ、チョロ松?! 待って! 待った! ストップ!」
「あ、ここは柔らかいや」
チョロ松の手が無防備な胸へと伸びて来て、手のひら全体で包み込むように揉んで来る。
パチャリと音を立て、風呂の水面に波が立った。
やっぱりこうなりますよね─────────!! 知ってた!!
男女三人真っ裸で風呂に入って、その関係は恋人同士。
こういう流れになってもまったくおかしくはないし、むしろ自然ともいえる。
外と言ってもオレンジ色の間接照明があちらこちらに配置され、薄暗いとはほど遠い。
蛍光灯や真昼間ほど明るくはないが、夜のバーやクラブくらいには明るい。つまり要するにちゃんと見える。
必死になってチョロ松の肩を押し返そうとするが、そうなると今度は反対側からカラ松の手が腰のあたりから上へ上へと身体をなぞってくる。
「っ……ちょ、カラ松も……っ嫌だよこんな、とこでっ……! あっ! やぁっ! こ、の……馬鹿共っ」
後ろからナス子のお腹周りに手を回し首筋に舌を這わせるカラ松。
そんなカラ松のくすぐったくももどかしい行為に気を取られて、チョロ松の肩を押す力が一瞬緩んだ隙をつき、チョロ松がナス子の胸を押し上げ乳首に吸い付く。
最初は優しく口に含み軽く吸い上げて、中心の周りをゆっくりと舐める。
その行為の最中にも、チョロ松の瞳はナス子に向けられて、反応と顔を確認されているようでじんわりと身体が疼く。
「んっ……チョロ、松……っやめ、んんっ……」
「やめないよ。だってほら……もうココ硬くなってきてるのわかる? まだ少ししか触ってないし、舐めて吸っただけでしょ? ヤらしいなぁナス子は」
「そんなことないっ……んっ、んっ」
お湯の中の為、動くたびに身体にお湯が当たってちゃぷちゃぷと音をたてる。
普通のことなのだが、こうなると何故かそんな音でさえ卑猥に聞こえてきて震えが止まらない。