第96章 【微エロ】【カラ松ルート】NOと言えない男
翌日。
「あのさ、漫画取りに行くってか立ちたいんだけど」
「ん~? 俺がいるんだ。今日は俺だけの相手をしてくれないか」
「でもずっと膝枕してると足が痺れちゃって」
「フフン、言いたい事を言ったまでだ。まだまだ甘えたりない」
単純であるカラ松は昨日の私の言葉がよほど嬉しかったのだろう。
トイレに行く以外はずっとベタベタとくっついて甘えに甘え抜いている。
でも、家事に関しては拘りがあるのかあまり手は出させてはくれない。
「ナス子は俺を甘やかす事にだけ専念してくれれば、それでいいんだ、さぁ髪を梳かしてくれ」
「はいはい、仰せのままに」
可愛いとか思ってたけど、我儘を言ってくれるカラ松はもっと可愛い。
後で、二人でアイスを買いに行こうと言うカラ松は……やっぱり我慢してたんだな、と思う私だった。
ちなみに私はチョコミントがあるので買わなかったけどね(笑)