第95章 【R18】【おそ松ルート】こんな日でも
「や……め……やめぃ!! うがーっ」
勢いよくナス子が両手を上げ叫び声を上げてしまい、隣で眠っていたミケ子がビックリして自分の寝床に逃げて行く。
やっとおそ松の腕を引っぺがし胸をガードしたナス子はミケ子に向き直り慌ててミケ子に話しかけた。
「あぁっ、ミケ子ごめん!」
「俺には?!」
「だから、ごめんってさっき言ったでしょう?」
「……………」
明らかに拗ね顔のおそ松とやっと向き合い、肩を落としている様が視界に入る。
じっと見つめられても、何もしてやれないと思い手を伸ばして相手の頭を撫でた。
「来週は終わってるから、ね? そしたらいっぱいシよ? どうする、今日は帰る?」
まるで身体だけが目的みたいな言い方になってしまうが、おそ松が一番楽しみにしている事がSE〇だとわかっている為かそんな事を口に出してしまう。
「帰らないし、お前俺がS〇Xだけが目的でここに通ってるとでも思ってんの? 昨日だってこの前だって仕事前でも会いに来てるだろ?」
「そ、そうだけど。意外、おそ松がそんな事言うなんて……SE〇出来ないなら俺もういいやぁ、触れないならもう帰る~!とか言うと思ったのに」
「それ俺の物まね?! 全然似てないからっ、俺の事どんな風に見てんのお前は、そりゃ今だってこんなにギンギンだけどそれだけじゃないからね」
「え、おっぱい大好きS〇X大好きのクソゲスニート馬鹿野郎じゃないの?」
「かーっ! やっぱ可愛くない、ホント可愛くない!! 察しろよ?! 感じろよ?! 俺が言いたい事わかる? いつまでお前は鈍感な訳? あと彼氏に向かって酷い言い様、傷つくっ」
憤慨して文句を言うおそ松が言いたい事はわかる、わかるが何故だか申し訳なくなってしまう。
「でも……ほら、その……ソレが大変そうって言うか」
「んじゃナス子が解消してよ」
「ん?」
━━━━━━━━━━と、そんな事からおそ松の要求が始まった。