第95章 【R18】【おそ松ルート】こんな日でも
「そんな漫画なんて読んでないで俺を慰めてよぉ〜なぁ〜なぁなぁ〜」
「待って今いい所だから」
「んだよぉ、そんなの後でも読めるんだからいいだろぉ?」
「それを言うならおそ松の相手だって後で出来るからいいだろぉ?」
漫画に視線を向けながらも悪戯っ子のように笑う彼女を見て、わざと焦らしているのだとおそ松は把握する。
「ひ〜ま〜!!お兄ちゃん暇すぎて死んじゃう、寂しくて死ぬ!」
「お前はウサギかって、あっ……ちょ、ちょっと!暇って言いながら人の服に手ぇ入れて胸揉むのやめてよ」
「だってここに丁度いいモノがあったからさぁ」
後ろから抱きしめた手が服の中に入ると、おそ松は休みの日は面倒でブラをつけないナス子の胸をやわやわと揉み出す。
「〜〜〜〜っ、漫画……読むって……言ってるでしょ」
「いいよぉ、読めば? 俺は俺で好きな事してるからご自由にどうぞどうぞ」
「んっ……」
胸を揉まれながら、おそ松が吐息混じりに耳に向けてぼそりと呟く。
その感覚にゾクリと反応してしまい、ナス子は漫画どころではなくなり総毛立ってしまう。
「はぁ、これこれ。この感触! いやぁ、癒されるねぇ」
「っも、このおっぱい星人め……。まぁ、そんなおそ松さんに残念なお知らせがあるんですけどね」
「ん?」
ナス子の言葉に、何の事かわからず二つの膨らみを持ち上げるように揉んでいた手が止まる。
だがその手は退けられる事はなくその場に留まったままだ。
「これはもうどうしようもない事なんだけど……その、今日生理きちゃいまして」
「……は? はぁ?!! マジ?!」
「マジマジ」
付き合ってからと言うもの、こういう時も勿論あるにはある。
しかし一応ナス子の予定日は聞いて把握はしているエロおそ松。
二人の計算的にはまだその日にちはかなりかけ離れていたのだが、悲しきかなまさかのパチンコ負けの今日、彼女に癒して欲しいと思った時に限ってこれである。
しかも一週間ぶり。
会えない間は自分で処理はするものの、もう本物の味を覚えてしまえばそれに敵うはずもない。