第94章 【十四松ルート】十四松と講座
三毛猫が大きな伸びをしてクルクルと周り自分専用のベットに丸くなる。
外は天気も良く散歩日和であるが、この部屋の主ナス子は本日もグータラと休みを満喫している。
ただ一つだけ違う事があり、頻繁に通う恋人の十四松が身体の上に乗っかって必死に背中を押している姿がそこにはあった。
「ふんぬーっ!!」
「あっ、あああああっ! すっごい気持ちい!! もっと強く!!」
「えぇ? 大丈夫なの?! これ以上やったら……」
「いいから、もっと強くしてえぇぇ」
「わ、わかった……姉さんもおそ松兄さんみたいに死なないでね」
「何意味わかんない事言ってんの、骨が折れる事はあるかもしれないけど、死んだりはしないでしょ」
「そ、そぉ? でも骨折るのも嫌だよ……じゃあいくよー?」
「んんんん!!! そう、これこれっ」
ほんの30分前の出来事である。
・
・
・