第87章 【微エロ】【一松ルート】解決法
子供のようになってしまう彼女でも、今すぐこの可愛い生き物をグチャグチャにして犯してやりたい。
それはそれで愛を確かめ合う行為だし、悪い事ではない。
「俺の不安っていうか不満も解消してくれる?」
「こっちの事?」
「っ!」
さすさすと若干大きくなっている一松の股間をナス子は手で擦る。
煽っているとしか思えない。
「愛してくれますか? こっちの方でも……」
「勿論、愛しますとも」
互いにキスをして、お互いの服を脱がして行く。
不安モードだったナス子もすっかり一松のあやしに絆されモードチェンジだ。
甘える仕草はそのままだが、二人の動きはエスカレートしていく。
深いキスから舌を絡ませ糸を引かせる。
「……っふ、ん……ん」
「ちゃんと、こっちも甘やかしてあげるからさ、安心しなよナス子」
「ん……」
上から裸体を重ねられ、ナス子の胸が一松の裸体の胸部に当たるとその心地よさに抱きしめる腕に力が強まる。
「不安なんて吹っ飛ぶくらい、シよう。そうしよう」
「あの……さすがにそれはお手柔らかに」
「いやぁ、ナス子の不安症候群はすぐには消えないからさ。たっぷり可愛がってやるよ」
下にいる一松はナス子の頬に片手をあて撫でる。
くすぐったさに片目を閉じる仕草がまた愛しい。
不安、突然の不安と言うのは何故、どこからくるのか。
それはわからないが、マイナスでネガティブ思考の持ち主二人はそれの解消法だけはなんとなくわかっている。
もう真っ白に溶けて行くように、求めあう二人。