第79章 【R18】【逆ハー卒業ルート】溺れているのか、逆なのか
「……っあ~、もう!! なんでそんな事いうかなぁ、ぼくのチン×だってもうパンパンなのに!! いや聞いたのはぼくなんだけどねっ?! ……っほら、もう一回イってよナス子姉、ぼくがイかせてあげるからっ」
グチョグチョになってしまったそこは激しい水音を放ちパチュパチュと言う音が呼応する。
脳が痺れ続けていて、もう何も考えられなくなってしまう。
結局、六つ子の思惑通り見事懐柔させられているのだが、そこをナス子は気づいてはいない。
「……あっ……もっ、ダメ、トド松……んっ! ああぁ━━━━━━っ!」
肩に置かれた足と共に身体全てが震え、動く事も出来なくなっていくナス子に、少しだけ休憩を与えようとトド松は手の動きを止める。
「良かった、またイけたね、姉さん♪」
「………はっ……はぁ……っ……っは」
朦朧としたままの意識の中、窓に目をやると既に日は落ち、赤い空が広がっている。
昼間からこんな事をしていたと考えると、どのくらいこの恋人達に絶頂を迎えられたのかと思ってしまう。
こちらは数なんかとてもじゃないが数えている暇などなく、他の4人の言葉を息を荒げながら聞いていた。
「そう言えばもう夕方だって言うのに母さん帰ってこないね?」
「あー、昼飯食いに行くって言ってたのに戻ってこねぇな?」
「ん〜、やっぱりボク達が付き合ってるって知ってるんじゃないかなぁ?」
言いながら今度は十四松がトド松の位置に入れ替わり、会話をしながら急に振動だけ感じていたそれを動かし始めた。
「あっあっ……ちょ……っ今そういう会話じゃなかっ……馬鹿っ……んんっ」
「あははー、でもこういうのも楽しいでしょぉ?」
「楽しくなん……って……いや、あっ、んっ………んんん━━━━━っ!」
まるで飼いならされた動物のように、愛を与えられ悦びまで植え付けられる。
心底疲れはするが、気持ちいいと感じてしまうのも事実で、しかし本音を言うのならこんな無機物よりも……違うモノが早く欲しくなってしまった。
「………っ、十四松、お願い……もぅ、抜いて……お願い……」
「えー、もう? 姉さんこんなに気持ちよさそうなのにぃ? ボクらのご奉仕、好きじゃなかった?!」
「そ、そうじゃない、けど……」