第78章 【R18】【チョロ松ルート】美味しいの?
「くっ……ナス子……っも、出す、よ……っ」
「んっ、ん……んっ!」
両手で頭を押さえつけられ、口の中のチョロ松がビクビクして熱いものが口の中に注がれる。
「んっ……ぷ……っあ……」
「っ……これが、味わいたかったんだろ?」
「んん……んー……」
いつもは口の中に出された瞬間息を止め動きを止め、ティッシュの中に出すまでは絶対に動こうとはしないんだけど、言われたとおり、今回はコレの味がどうのというのが目的だったので、勇気を出して鼻から息を吸いつつ味わってみる。
味わって……。
「………まっず……うえぇ……」
「うええって、お前な」
呆れた様子のチョロ松はそう言いつつもティッシュ箱を差し出してくれて、何枚かとって口に当てて中に残っていたものを吐き出す。
「で、どうだったの、俺のせ、精液の味は。その様子だとやっぱり美味しいものじゃなさそうだけど」
「……んっと……生温かくて……ちょっと苦め……? 若干の生臭さというかなんというか……美味しくはないし、どちらかといえば不味いけど……思ったよりかは平気かも……」
ティッシュで口を拭きながら感想を述べる。
すると、さっきから呆れた様子だったチョロ松が今もそのまま呆れた目線を私に向けて溜め息をつく。
「いや俺だって何もエロ同人みたいに チョロ松のおいちぃ とか言ってほしいわけじゃなかったけどさ……あんまり冷静に言われるのもなんか微妙っていうか」
「え、あ、ごめん、冗談でもおいちぃとは言えない味……例えるなら生イカ入れて片栗粉かなんかでトロみをつけた白い何か」
「細かい味の感想とか食べ物に例えるのやめてくれる?! ったく……じゃあ今度は俺の番だね」
「え? 私はせーし出な……わっ」
「お前から精子出たら俺はお前と付き合ってないけどね」