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【おそ松さん】松野家と年上幼馴染(R18)

第11章 本日決戦日 チョロ松side



「誤解を招かないよう、どり子ちゃんにも言っておきなよね?」

「ん?どり子? なんで急に?」

「だって親友だろ? もう相談したんでしょ?」

「え、してないけど?」

「え、そうなの?」

 一般的に考えてこういう恋愛的なものって、同性の友達に一番に相談するものじゃないの?
 あぁ、ナス子は普通じゃなかったから僕に言ってるのか。
 納得。

「チョロ松にしか言ってない。ていうかこんなの他の誰にも言えないよ恥ずかしい!」

「はぁ? なんで僕だけ?」

「話しやすいから」

 ケロっとした表情でサラっと言われた。
 まぁ・・・悪い気はしないけどさ。

「ふ、ふーん、まぁ別にいいけど? お前の話なんて聞き慣れてるし」

「助かりまっするまっする! ありがとうチョロ松。やっぱりこういう時はチョロ松は頼りになるよぉ~」

 十四松の真似をしながら満面の笑み。
 この様子なら、もう他に悩み事はなさそうだな。

 僕も気分よくなったし・・・・・

「さ、続きしてよ。相談料込みで、一時間コースね」

「えー!」

 床に寝ころび再度マッサージを申し出た。
 ・・・しかし・・・いくらギャップ萌えとはいえ、十四松にとはね・・・

 そんなことを思いながら今度こそ目を閉じて、マッサージを堪能する僕なのだった。
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