第75章 【R18】【逆ハー卒業ルート】主婦は偉大だ2 【3・5男】
「あっはぁ! やっとあの日の続きが出来るね、姉さん、チョロ松兄さんっ」
「じゅ、十四松! あの日の事は……って、おいおい早くない?! もう脱ぐの?!」
心底嬉しそうな十四松は、待てないとばかりにチョロ松とは違い、早速着ていた服が邪魔だと脱ぎだしてしまいブリーフ一丁の状態へと変わる。
逆にブリーフだけ履かれている為か彼の象徴が目立ってしまい、ナス子も直視する事が出来ず慌てて視線を外すと、急にトンっと軽く身体を押されて後ろに支えなどなかったベットにトサリと倒されてしまった。
「僕だってあんな会話してたけど、十四松と一緒だから」
上からチョロ松が見下ろすように覆い被さって、十四松の姿が見えなくなってしまう。
急に何かのスイッチが入ったチョロ松の目は少し据わっていて、そういえばこの二人は多少なりとも酒を飲んでいたなと言う事を思い出した。
「チョロ松、いきなりモードチェンジされても私のスイッチが……」
「切り替えてよ、今」
その言葉を告げ、チョロ松の唇が重なって、何度か啄むようにキスが始まって行く。
「ん……ん……」
「姉さん、これ邪魔だから脱がすねー!」
「んっ、むっ……わぁ! だから早いっ!! 勝手に私のズボンを下ろすな、脱がして行くな……んんっ」
「……ん、切り替えてって言ったでしょ?」
いとも簡単に下を脱がされ、手で下着だけはと押えるとズボンだけなくなり下半身だけが少しスースーしてしまう。
今から脱がなくてはいけないのに恥ずかしさから上半身のパーカーの裾を伸ばし下着を隠そうと必死だ。
━━━━━━━━━━ゴンっ
「痛って!! おい、十四松、頭突き痛いんだけど、石頭だなぁ」
頭上から遊んで欲しそうな十四松の笑顔が目に入り、チョロ松が頭突きをされて一度身を起こし痛そうな額を押えた。
「ねぇねぇ、チョロ松兄さん、兄さんが姉さんの上にずっといたらボク姉さんが見えないから位置決めようよ」
「あぁ、そうだね。 じゃあやっぱこうする?」
「うん!」
相手が二人という事でやはり自分がどう動いていいかわからないナス子は戸惑ってしまうのだが、その相手の事は気にもせず後ろに十四松、前にチョロ松と挟まれてしまい昨日の事や旅行での出来事を思い出して一気に顔が火照ってしまうのがわかった。