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【おそ松さん】松野家と年上幼馴染(R18)

第73章 【R18】【逆ハー卒業ルート】主婦は偉大だ 【長男・次男】



 そんなわけのわからないやり取りをしてスッカリ普段のナス子に戻ってしまい、ようやくこれ以上の行為を諦める二人。

 窓を開け、入ってくる夜風が気持ちいい。

「はー……きもちいー風だなぁ……」

「体ほてっちゃってたからぁん……」

「ふんっ!!」

「ほげぇっ!!」

 わざとらしく甘ったるい気持ちの悪い声で擦り寄ってきたおそ松に一発食らわせる。

「おま……っだから鳩尾はやめろってぇ……」

「日本が法律で銃刀所持禁止してたのをありがたく思え!」

「怖ぁっ!! サイコパスはカラ松だけで十分なんだけどっ?!」

「え?」

 布団の上に座り、ソファを背にもたれかかり、ナス子の両隣におそ松、カラ松が寄り添う。

 両肩に寄りかかってくる重みに、柄にもなく幸せを感じてしまったりして、なんとなくくすぐったい気持ちになった。

「……み、みんな、なかなか帰ってこないね……」

「だなぁ~、どうする? 先に寝ちまうか~ってか、今何時よ?」

 ここに来てようやく時計に目をやる三人。

 時間を見ると、すでに時刻は深夜0時を過ぎており、未だ帰ってこない4人の安否が心配になってくる。

「トト子のところで何かあったのかな、もしだったら私達も様子を見に行く?」

「はぁ? 冗談だろぉ? 大丈夫だって……アイツらに限って万が一なんてありえないから。何かあっても4人一緒なんだし、平気平気」

「おそ松に同意だな。いくら俺達が一緒とは言っても、無理をした後の身体でこんな深夜に出歩くのはよくないだろう」

「うぐっ……おっ、お気遣いドウモっ……!」

 結局、その後1時間ほど起きて待ってみていたが、最後まで4人が帰ってくることはなく、それより先に待っていた3人が眠気に勝てず寝てしまった。

 そのすぐ後に帰って来た4人が、ソファにもたれかかり並んで寝ている三人と、何故か部屋の窓が全開になっているのを不思議に思い、なんとなく嫌な予感がした一松がまずカラ松を起こす。
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