第72章 【R18】【逆ハールート】主婦は偉大だ
「何故だ? 可愛いぞ、ナス子」
言いながら挿入されたままの指を動かされ、またもナス子は嬌声を上げる。
徐々にほぐれてきたそこは、ぬるぬるとした愛液で溢れ、カラ松の手を濡らしていた。
「やっあ! もっ、あっ、あっ」
指で胸の先端を弄くっていたおそ松が、急に吸い付いて来て、痺れるような感覚に身をのけぞらせる。
その隙に、カラ松の指の動きが早くなり、競りあがってくる快感に抗うことが出来ない。
「ああっ、あっ、んっ……い、いっぺん、にっ、やぁ……っ」
「乳首ももうカッチカチになってるし、気持ちいいんだろ? 素直になれよ~ナス子」
「はっ、ああっ……あっ、んんっ」
「ナス子、もう2本指が入っているんだぞ……俺の指が美味しいのか、きゅうきゅう吸い付いてくる……」
「やぁっ……そんなことっ、なっ……ああっ、あっ、んん━━っ……!」
おそ松の服をぎゅっと強く握り締め、ぎゅうぎゅうとカラ松の指を締め付けながらまた達してしまったナス子。
初めてなのに、今のところ痛いどころか気持ちが良いばかりで、多少の困惑はあったが、二人が優しくしてくれているのでナス子にしては、だが、素直に受け入れることが出来ている。
足りない酸素を取り込もうと、胸を大きく上下させて必死に息を吸う。
顔も体も上気し、なんともいえない色気を放っていた。
想像くらいはしたことがあるが、実際に実物を見ると、想像をはるかに超えてくる姿に二人は興奮を昂ぶらせる。
何より、いつも自分達が寝ている布団の上で、こんなに淫らに恋人が裸で横になっているという事実が、さらにそれを増大させていた。