第72章 【R18】【逆ハールート】主婦は偉大だ
「カラ松、お前なぁ……こういう時は普通にしてろよ」
「え、いや……俺はいつも普通にしているつもり、だが……」
「~~~っ、ちょ、ちょっと! 二人共! 人の胸揉みながら喋らないでよっ……っぁ!! やぁ!!」
急に同時に左右からギュっと胸の先端を摘ままれ身体が跳ねてしまう。
「ここそんなに気持ちいいんだぁ、へぇ? なぁ、俺にもキスしてよナス子」
「ん……ヤだ……」
「また俺にだけ素直にならないつもりぃ? もうここまで来たんだから素直に甘えればいいだろ?」
「クソ長男に甘えるなどナス子も悔しいのだろう、日頃の行いが仇となっているようだなおそまぁつ」
カラ松がニヤけた悪い笑みをおそ松に返すと、おそ松はムっとする。
「けど俺にしか見れない顔もあるから! な、ナス子」
「~~~っぐ! ば、馬鹿な事言わない……んぁっ! も、キスなのか胸なのかどっち……か、に……し、て……んっ」
身体が緊張で強張っていたハズなのに、二人のいつもの会話に少し緊張も解けてしまうのは悪い癖かもしれない。
その最中でも二人は胸の愛撫をやめようとはしない。
だが、どんな時でもこう接せられると許してしまいそうになる。
「ほ~ら、キスしてくれないともっと凄い事しちゃうよぉ? いや、するんだけどさ~」
「うっ………んっ……んっ……んん」
おそ松に急かされて自分からおそ松にキスをする。
対抗するようにカラ松がナス子の胸を執拗に弄るが、託し上げる事を阻止したハズのキャミソールはすぐに上げられてしまい、弄られていた箇所に噛みつくように吸い付かれてしまう。
「っ!! んっ、んんん! ………あっ、あっ! からまっ、痛ぁっ」
「おい、まだこっちは足りてないんだけど?」
カラ松に文句を言いたいが首を横に向かされて顎を掴まれるとまたすぐおそ松の唇が重なり舌で口内を這われる。
「っっ~~! んーーっ、んんっ、んー!! っは、はぁっ、はぁっ」
「いい声で啼くじゃないか、ナス子……」
カラ松の瞳が獣のようにりまたニヤついた表情で見下ろしてくる。
おそ松のキスから解放されてぜぇぜぇと息を吐くナス子を二人で楽しそうに見ていた。
その表情は紛れもなく欲情している顔だ。