第65章 【R18】【トド松ルート】残念だった人
父さん、十四松兄さんに何を教えてるかなっ!!
ほんっとこの親にしてこの息子ありだよね!!……あ、僕も息子か。
━━━━━━━━━━はぁ。
松野家の血を引くもの、エロ思考は外せないんだなもう。
まぁぶっちゃけぼくだってナス子姉に会えない日はAVや雑誌見てシコってる訳だし人の事言えないかぁ。
「別にぼく達の事はいいでしょぉ、話さなくってもさぁ!」
追求してきた一松兄さんに目を細めて言い返す。
だって教える必要なくない?ナス子姉はぼくの彼女なんだし、ぼくらの関係だってもう皆知ってる訳だしさ。
「トド松」
「トド松」
一松兄さんがぼくの名前を呼ぶと十四松兄さんも一緒に名前を呼んでくる。
おそ松兄さんに会うよりはマシだけど他の兄さん達相手だって面倒臭い。
「なっ、なに?」
「そういう所だよ、お前のドライな所は」
「うんうん、ボクもそう思う」
「は? はぁ?」
心底意味がわからない顔で返してやると息を吐いて二人に見られる。
今日は別に変な発言してないと思うんだけど?!
いや、いつもしてるつもりはないけどさぁ……!
「そういう所……って?」
「だから、毎日のように楽しくセッ×スしてるって言うのになんでここにいるのか俺は聞いてるんだけど? あ、もしかして喧嘩でもした? それとも……別れたとか? ヒヒッ」
「えー!! トッティ別れたのっ?!」
いやおかしいでしょ!!
なんでぼくがAV借りに来ただけで別れたとか勘違いされなきゃいけない訳ぇ?!
絶賛楽しくヤらしいお突き合いを堪能中だっての!!