第17章 事故②
「「「十四松!!」」」
おれ達は十四松の病室に駆け込んだ。
すると、予想以上に元気な声が帰ってきた。
「兄さん達どーしたの!?」
「えっ……」
事故に遭ったとは思えないほど元気な十四松に戸惑っているおれ達におそ松兄さんが説明してくれた。
「なんかねー、事故にあったこと、覚えてないらしい。」
「ええっ!?」
そう声を上げたのはトド松だった。
「十四松兄さん覚えてないの!?」
「?うん。」
トド松の質問にはてなマークを浮かべながら答える十四松。
こりゃ本当に覚えてないや。
「おそ松兄さんから聞いたんだけど、俺、トド松のこと守ったんでしょ?」
「う、うん……」
トド松が戸惑いながらもそう答えると十四松はにぱっと笑顔を浮かべた。
「良かった。トド松が怪我しなくて。」
その言葉にトド松の涙腺が崩壊した。
「じゅうじまづにいざん〜〜!!」
そう叫んで十四松のベットに飛び込んで行った。
それを微笑ましく眺めていると隣にいたカラ松に話しかけられた。