• テキストサイズ

色松恋物語

第17章 事故②


オレは勢いよく玄関のドアを開ける。

「十四松兄さんは!?」

オレが部屋に入るとトド松がすぐさま聞いてきた。
オレはおそ松達が救急車で病院に向かったことを告げた。

「ボクたちも行っていいの!?」

「あぁ。」

「でも……ボクのせいで……十四松兄さんに合わせる顔がないよ……」

「っ!それはっ」

「トド松。」

オレがそれを否定しようとした時、一松の低い声が部屋に響いた。

「さっきも言ったよ?トド松は悪くないって。十四松はトド松を守りたくて引っ張ったんだから。それとも、十四松に会いたくないの?」

「……会いたい。それで……ちゃんと謝って……ありがとうって言いたい……。」

そう言うと一松がさっきの声とは裏腹に優しい顔で笑った。つい、キュンとしてしまう。

「だったらトド松が泣いてちゃダメでしょ?」

「うん……。ありがと一松兄さん。」

「……よし、話も終わったみたいだから病院いくぞ。」

「うん。」

オレはトド松にスマホを借りてタクシーを家の近くに呼んだ。
そして、来たタクシーにオレは助手席、一松とトド松は後ろに座った。
行き先を告げて病院に向かって車が走り出す。
オレ達は十四松の無事だけを祈っていた。
/ 206ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp