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色松恋物語

第1章 トラウマ


朝起きると、誰もいなかった。
なんだよ。起こしてくれてもいいじゃん……。
眠い目を擦りながら下へ降りていくと何やら喧嘩をしているみたいだった。
「あっ!一松!こいつら止めてよー!」
そう言ったのはおそ松兄さん。
喧嘩をしてるのは……
チョロ松兄さんとトド松。
「二人ともやめn」
「だから!お前はいらない子なんだよ!」
「はぁ!?なんで数時間早く生まれただけでそんな偉いの?ほんっと訳わかんない!」
ーいらない子ー
『お前なんかいらないんだよ!』『お前なんか生きてる意味ねぇよ!』
まただ。昨日の夢と同じ記憶。
やばい……そう思った時にはもう遅くて、頬を生暖かいものが伝った。
「お前らいい加減にしろ。」
低い声が部屋に響いた。
「……カラ松兄さん……」
「そーだよー。お前らさ?いらないとか、間違っても言っちゃいけないと思うよー?俺たちは六人で六つ子なんだから!」
そう言って笑うおそ松兄さん。だけど目が笑ってない。
「「すいませんでした。」」
その言葉で我に返ったぼくは、泣いてしまったことを思い出した。
そしてすぐにその場を立ち去った。

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