第7章 酒の勢い
「体調はどうだ?」
「ん……頭痛い……」
「昨日結構飲んでたしな。」
「んんー。あれ、もう起きてたの?」
トド松の声だ。
恐らくオレ達の会話で起きたのだろう。
「グッモーニング!トド松!」
「おはようトド松。」
「おはよ……」
トド松は体を起こしてオレの耳元で囁いた。
「……何もしてないよね?」
ギクッ
何も……してないよな?
コクコクと必死に頷く。
「ならいいけど。」
一部始終を見ている一松はぽかんと口を開けている。
そんな一松が可愛くてつい、笑みが漏れた。
「……キモ。」
そんな声が聞こえたが気にせずに一松の胸に飛び込む。
「一松!!」
「ちょっ!」
一松が倒れ込む。
そのせいでオレが一松に床ドンしてる感じになった。
目の前に一松の赤い顔があって理性がやばい。
"キスしたい。"
そう頭に語りかけてくる。
オレは少しずつ顔を近づけていく。
一松が目をぎゅっと瞑った。