第20章 ガチ切れ
さっきの男達がパトカーに乗せられ、どこかへ行った。
それを確認したカラ松がおれの方に走ってきた。
「一松!大丈夫か!?」
「ん……」
そしておれの体をゆっくりと起こしてくれる。
「ごめん……おれのせいで……」
気づくとおれの目から涙が零れていた。
「……ぅ。あいつらの言う通り、ぼくと一緒にいたら今日みたいにぃ……なっちゃう、からぁ!」
「……つまり、別れたいということか?」
黙って頷く。
「……分かった。」
そう言ってカラ松は立ち上がった。
心の中でこの恋心にサヨナラを告げる。
今まで、こんなぼくに付き合ってくれてありがとう。
今までもこれからも、ずっと……大好きだよ。