第18章 二人暮し(仮)
銭湯では特に何も無く、他愛ない話をして終わった。
服を着て二人で銭湯を出て家へと向かう。
すると同じくらいの男3人組に声をかけられた。
……一松が。
「おい!お前松野一松だろ?」
その声に一松が怯えたような反応をした。
……もしかして。
「あれから五年以上経つのに変わんねーな!」
「まだ猫が友達とか言ってんのか?」
その言葉でオレは確信した。
コイツらは学生の時に一松をいじめてたヤツらだ。
オレの存在には気づいていないらしい。
オレの存在感って一体……。
1発殴ってやろうかと思った時、一松がオレの腕にしがみついた。
オレの存在に気づいた男達はオレを見てニヤリと笑った。
オレはその意味がわからず、はてなマークを浮かべた状態だった。
そんなオレを見て、リーダーらしき人物がふざけたことを言った。