第3章 開き直られました
※R18
「ふぁ……あ、あ、……ぁ、あ……」
「もっと顔を上げて。舌を出して」
言うことを聞けば与えてくれる快楽。
「もっと足を開けるかな?」
「……はい……」
「いい子だね。ハルカ」
えーと、今、向かい合う格好です。
私は座ってるスティーブンさんの上に跨がるように抱かれている。
ここに至る数十分は覚えていない。
さっきの続き? いや覚えてないというか、とにかく押し倒されたかと思うと目まぐるしいくらい無茶苦茶に抱かれた。
そして気がつけばという感じで終わっており、スティーブンさんに熱く抱擁されキスをされていたのだ。
それでスティーブンさんは一旦落ち着いた。
だけど私は収まってない。
で、今は対面何とかっていう体位だっけか。
「こういうのもいいだろう?」
いや、よく分かりませんが。
チラッと視線を落とせば、つながってる箇所がよく見えるから、正直恥ずかしいのですが。
ちなみに下着はいまだ脱がされておりません。
ちょっと布地ズラして隙間から入れられてます。
「ハルカ。見える? 僕のが君に入ってるとこ。ほら、よく見て。
どうしたんだい? 目をギュッとつぶって。あ、僕が動くと集中出来ない?
じゃあ止めるからさ」
「……~~っ!」
こっちが恥ずかしがってると知って、見るように強制してくるし!
「あ。やっと目を開けてくれた」
嬉しそうに言うな! でもご褒美にキスをしてきて、
「何が見えるか、僕に教えて」
「……この、変態」
「こらハルカ。意地悪しないでくれよ」
耳をふにふに触るな。意地悪はどっちですか!
「えと……スティーブンさんの……が……私の、×××に……いっぱい、入って……」
これ以上にないくらい赤面してボソボソと応えたが、
「うーん。聞こえないな。もう少しハッキリ、もう一回」
……実はSっ気あるんじゃないだろうか、スティーブンさん。
「ごめんごめん。君があんまり可愛い反応をするから、ついいじめたくなっちゃって」
私がバスローブひっつかんで半泣きだったので、やっとなだめてくれた。
「ん……んんっ……ん……」
下から軽く揺さぶられ、気持ちいいとこに当たって、やっと私の機嫌も直ってきた。
スティーブンさんはどこまでも余裕のお顔。
何か悔しい。