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【血界戦線】番頭さんに珈琲を

第3章 開き直られました


※R15




「ハルカ。腰が勝手に動いてるよ」
 糸を引いて胸から顔を上げ、少し笑うスティーブンさん。
「……え……」
「やっぱり可愛いな。ハルカは」
「え?……っ……あ……!」
 下着に触れられ、顔を真っ赤にした。

「すごく濡れてる。気がつかなかった?」

 下着の上から熱い箇所を撫でられた。

「!!」
「やれやれ。僕のズボンまで濡れてしまったね」
「……ま、待って……さ、触らな、いで……や、……!」
「それ、触って下さいって煽ってるのと同じだからね?」
 耳に手を当て、またキスをする。

「嬉しいよ。全身で可愛い反応をしてくれて」
「ち、違う……待ってってば……!」
「ダメだよ。キャンセル不可だって言っただろう?」
 下着の紐の下に指が入る。太腿の方からスルッと中に入り、
「ダメ……! や、やめ、て……!」
「分かる? 濡れてるの」
 濡れた谷間の上を指がたどる。
「――――っ!」
 羞恥だか熱だか分からないもので、完璧にパニックになり身体がはねる。
 でも予想してたように、腕であっさりと押さえつけられた。またなだめるようにキスが落ちてくる。

「大丈夫。怖くないから落ち着いて。僕に任せて。僕に呼吸を合わせて」
「は、はい……」

 舌で涙をぬぐわれた。でもすぐに秘部に指を這わされ、背中に電流が走る。

「ほら、こんなにびしょびしょになってる。もう下着、使えないね。脱がないと」
「待って、まって……ま、って……」
 最後の布地を剥がされかけ、足を閉じて抵抗しようとするけど、

「ハルカ。もっと気持ち良くなりたくない?」
 耳元でささやかれ、ゾクッとした。

「君、すごくいやらしい顔をしているよ。欲しくて仕方が無いって。
 欲しいだろう?……俺が」

「…………」
 トロンとした目で、悪い大人を見上げた。
 手中に入った獲物を見る、オオカミの目。鋭くて、光を帯びている。

 好きだって思う。だからゆっくり腰を浮かし、下着を取ってもらうのを手伝った。

「いい子」

 そして一糸まとわぬ身体を見下ろされ、私もまたスティーブンさんを見る。

「…………」

 スティーブンさんも、反応してる。

「……っ……ぁ……!」
「ハルカ。もっと、君を……見せて」

 従う前に足をつかまれ、逆らいようのない力で大きく開かされた。

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