• テキストサイズ

【暗殺教室】僕の専属使用人

第10章 体育祭の時間。


放送『続きまして…クラス総当たり戦。三年生男子による棒倒しです。』


『学秀、頑張ってね!』

学秀『あぁ、行ってくる!』


そう言って学秀たちA組対C組の棒倒しが始まる。


学秀の指示に次々と相手の棒が倒され、決着がつく。

『やったー!!』

B組対D組はB組が勝ち、決勝戦での対決もすんなりA組が勝つ。

一年生、二年生の観客席からは、

『浅野先輩〜!!きゃー!!!かっこいぃですぅ!!!』

と叫ばれている。

学秀…。ほんと何でもそつなくこなすからなぁ。
隣にいるのが私でいいのかなって思っちゃうよ…。


学秀が帰ってくる。

『かっこ良かったよ…。後輩たちから浅野先輩〜!かっこいぃ〜!!っていっぱい言われてたね。』


ちょっとスネた風に言うまぁに僕は少しの優越感を得る。

学秀『嫉妬しているのか…?』

『だって…。学秀は何でもスマートにできちゃうから、私より若くて可愛い子にとられちゃったらって…ちょっと思った。』




学秀『フッ…。ばかな事を言うな。僕の方が日々感じている事だというのに。』


『えっ…?どういう意味?』


学秀『自覚がないんだろうが、まぁ。

僕が目を離せばいつも後輩や他校の男がお前に接触しようとしている。

それを僕が阻止しているんだ。』

『えっ?まっさかぁ〜!』


学秀『だから先程のキスで、まぁが僕のものであると全校生徒に見せつけた。』



『な、なるほど…ってえぇ〜!は、恥ずかしい…。』



榊原『まぁちゃんは、ほんと抜けてるから浅野君も大変だね。』

瀬尾『あぁ…。だが、それすらも浅野君にとっては愛おしいんだろう。』





放送『間もなく、男女混合リレーを行います。選手のみなさんはすみやかに…』


学秀『さ、行こうか。』


『うんッ!』
/ 81ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp