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【暗殺教室】僕の専属使用人

第10章 体育祭の時間。


アンカーが学秀。

私は学秀にバトンを渡す役目だ。

いかにリードをしてバトンを渡すかが勝負。ま、学秀なら問題ないだろうけど、体育祭のメインイベントだから、頑張らないと!


いちについて、よーいドン!

1番の選手が走る!

よし!A組がリードしてる!

コーナーでC組と並んだけどまだ大丈夫だ!

2番手にバトンが渡る。


C組の2番手は陸上部のキャプテンだ。ヤバイ!抜かれる!!

3番手の選手は距離を縮められずに私へと着々と近づく。


その時、ズキっ…。右足に痛みを感じると共に私の右足にはC組の女子の足が乗っている。

C組女子『ごめんねぇ〜?気づかなかった〜!邪魔だからそこ、どいてくれない?あとさ、浅野君とイチャつくのも目障りだから消えてくんないかな?』


そう言うと私から足をどける。


C組女子のスパイクの裏面のトゲが私の足の甲に突き刺さったのかじんわり靴に血が滲む。


考えてる暇はない。もうすぐそこまで来てる!


私はバトンを受け取るとC組の女子を追いかける!

コーナーで勝負をかける方法を学秀に教わっていた。


私はギリギリ白線に寄り、相手の意識をこちらに逸らすように詰める。


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