第41章 *Happy Birthday 1/31*〜黒子テツヤ〜
次は、お昼ご飯も兼ねてマジバへ。
さすがにお昼ご飯をバニラシェイクだけで…というのは無理らしく、黒子君もチーズバーガーを食べていた。
ちなみに、私はテリヤキバーガー。
香奈「んー、おいひー!」
黒「そうですね。」
黒子君がバーガーを食べてるとこは、デートの時しか見ないからやっぱり新鮮だ。
…っていうか…
香奈「ふふ、バーガーついてるよ?」
食べる事があまりないからか、よくバーガーが口に付いてる。
可愛いなぁ…
黒「…どこですか////」
私が指摘すると、毎回顔を赤くする黒子君。
香奈「あー、とってあげる♪」
形成逆転。
やられっぱなしだったけど、黒子君にほっぺチューをした。
もちろん、黒子君の顔は真っ赤。
香奈「ん、チーズも美味しいね〜♪」
そんな反応を楽しみながら、お昼ご飯を食べた。
その後は、お店で色んな物見たり、ゲーセン行ったり、ケーキ屋さんで新作のケーキを食べたり。
いつもなら何回かに分けてやる事を、一日に一気にしたから、ちょっと疲れた。
私はちょっとなんだけど、黒子君は…
黒「疲れました…はぁ…」
かなり体力がないようで。
香奈「大丈夫?」
黒「…平気です。」
私に心配されたのが悔しかったのか、少し機嫌を損ねた顔をする黒子君。
私達は、また待ち合わせ場所の本屋に着いていた。
香奈「本屋入って、ちょっと休も?」
黒「…はい。」
本屋に入って、私達はそれぞれの好きな本を見た。
ふと、黒子君が一冊の本に夢中になっているのが見える。
だけど、しばらくしてそろそろ帰ろう、となった時、黒子君はその本を本棚に戻した。