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隣を歩くのは

第4章 大人=第2の人生?


大輝たちはこの後キセキメンバーで集合するらしく、一旦別れた。


途中女子の集団を見つけ、その中に金髪を発見した。あのシャララ感は紛れもなく涼太なんだけど、あの奇抜的な集団の中に入ってまで涼太に話しかけるメリットも無くて、声をかけるのをやめた。

…中から涼太があたしの名前を呼ぶのが聞こえたけどスルーした。涼太と写真は…まぁ後で涼太姉がお姉ちゃんと写真を撮るために連れてくるでしょう。


あ、ちなみにさつきとテツ以外にも、大輝とも2人で写真撮ったよ。



そして一際目立つコンビを見つけた。敦と…赤司君だ。なんとまぁ着物がよく似合ってらっしゃること。けど敦の2mを超す身長のおかげで赤司君が七五三くらいに見える。

敦とは写真撮りたかったけど、赤司君と一緒なら無理か。後でラインして来てもらおう。




となると残りは…見つけた。




『おーい、真ちゃーん!』

「!?お、大きい声を出すな!」

『いつもの事じゃん!ね、写真撮ろっ!』

「俺は今から行くところがあるのだよ」

『写真くらいいいじゃん!ね、ほらほら!』

「わ、分かったから押すな!」



これまた着物が一段と似合う真ちゃん。キセキの集合の事は知ってるから猛スピードで写真を撮った。もちろん來未と真ちゃんの2ショットも。

笑顔で真ちゃんに手を振り、また後でと声をかける。真ちゃんは恥ずかしかったのか、顔を真っ赤にして小さく手を振り返してくれた。何あれ可愛い。



『…クスッ。良かったね、來未』

來未「ちゃん…うん!本当にありがとう…」



來未は真ちゃんと撮った写真を顔を赤くしながらずっと見ていた。真ちゃんより來未の方が可愛い。ま、どっちもあたしの癒しであることには変わりないんだけど。


中学時代の友人に声をかけられ、談笑していると式を始める放送が鳴った。
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