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隣を歩くのは

第9章 お泊り~後編~


「、醤油とってよ」



「、これ食べなよ。美味しいよ」



「、ご飯おかわりもらえるかな」




「」


『うるせぇぇぇ!!!」

「、食事中は静かにするものだよ」

『あんたのせいでしょうが!』




ああもう、ほんとなんでこうなったのか。助けを求めようと皆を見ても、綺麗に眼を逸らされるし。ふざけんな。



『大輝…』

「んだよ、俺は何もしてねぇだろうが」

『…えいっ』

「は!?ちょ、オイ!離せって…」




あたしは大輝に思いっきり抱き着いてやった。この執着さから判断してこれは…



「…大輝?良いご身分だね?」

「はぁ!?俺は何も…」

「言い訳は聞かないよ。帰ったら外周200周だ」

「にひゃっ!?」

「いいね」

「…てめぇ…」

『…きゃーたすけてー(棒読み』

「っ、オイ!」

「大輝、300周がいいみたいだね?」

「…はは、俺死んだかも」



ふんっ!昨日の夜、無視した罰だ!

…もちろん赤司君にはさっきのペナルティを解除するように頼みました。

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