第42章 ただ、会いたい
烏丸『みんな、よく来てくれた。
単刀直入に言う。本当に申し訳ないが、君たちの暗殺はもう終わりだ。
ここからは我々政府の暗殺計画で奴は100%死ぬことになる。
つまり、ヤツとはもう会う事はない。』
渚『そんな…。それに、まぁは無事なの?』
烏丸『まだ捜索中だ。詳しい情報が入り次第、君たちには報告する。』
カルマ『烏丸先生、俺に行かせてよ!まぁに何かあったかもしれないじゃん!』
烏丸『それはできない。いくら我々人間に対して無害なバリアやレーザーとはいえ、危険すぎる!
我々に任せて君たちは待機だ。』
磯貝『納得できません!』
ひなの『まぁもコロ先生のバースデーサプライズ、楽しみにしてたの!!
お願い!烏丸先生!まぁを探しに行かせて!』
烏丸『…すまない。』
自衛隊員『烏丸さん!生徒の言うプール付近からスマホが発見されました。』
カルマ『これ…まぁのだ…。』
その時……。
プルルルル…プルルルル…。
まぁの携帯に非通知で電話が鳴る。
カルマ『はい…。』
電話口『おやおや、君は彼女の兄のカルマ君だね。』
カルマ『この声は…。柳沢…。』
E組&烏丸(何っ…?何故柳沢が…。)
柳沢『今政府の敷地内にいるんだろ?全員が見れるモニターに切り替えろ。
お前の愛しい妹を見せてやる。』
カルマ『何ッ…?』