第39章 私たちは…。
コロ『皆さん、あけましておめでとうございます!
さて…大晦日に先生は、自分の意見をしっかり決めてきて下さいと言いました。
これから、先生を助けたい派は青チーム。殺す派は赤チームに分かれ、クラス内サバイバルを行って頂きます。
この各色のペイントの付いたナイフと銃を使い、相手チームを殲滅させるか旗を奪った方のチームの意見をクラス全員の総意とする。よろしいですね?』
『分かった…。』
カルマ『了解。』
(青チーム)
そして…
私、ひなの、桃花、楓、磯貝君、前原君、渚、神崎さん、奥田さん、杉野君、不破さん、片岡さん、竹林君、原さん。
(赤チーム)
カルマ、りお、寺坂君、吉田君、村松君、狭間さん、イトナ君、木村君、岡野さん、岡島君、三村君、菅谷君、速水さん、千葉君。
律は中立となった。
烏丸『俺は中間地点で審判をつとめる。では、クラス内暗殺サバイバル、スタート!』
パン…パン…。
開始同時に片岡さんと竹林君が、速水、千葉の遠距離スナイパーにやられる。
磯貝『カルマの指示か…。』
カルマ『赤チーム聞こえる?俺が指示出すよ。』
赤チームの無線にカルマが指示を出す。
だが、こちらも負けていない。
パン…シュッ…シュッ…。
神崎さんがバーチャルゲームで鍛えた腕で、千葉君、岡島君、菅谷君に次々にペイントをつけていく…。
が…。
木の上で待ち構えていたカルマにヤられてしまう。