第38章 正月。
カルマ『はぁぁぁ。わかったよ…。
俺もほんとはそうしたかった。でもさ、どんなに喧嘩してもお互い好きな気持ちは変わらないじゃん?
それに、年越しそばも紅白も毎年ある。初詣は今からでも遅くない。おみくじ、まだなんでしょ?
ま、デートはするにして何で俺がお年玉あげなきゃなんないかは謎だけど、しばし休戦ってことでいいじゃん。』
木村『ほんとお前らハラハラさせるよな。』
ひなの『良かったね!まぁ。じゃ、私たちはこのへんでぇ〜!』
『えっ!ちょっと?みんな!』
みんなが去って行く…。
カルマ『あいつら…ほんっとおせっかいだよね。初めからこれが目的だったなんて。』
『全然気づがなかった…。』
カルマ『まぁはまだまだチョロいね。』
『……。休戦再開しますか?』
カルマ『いいねぇ!ぜひベッドの上で再開しようよ〜!』
『いつかギャフンと言わせてやるぅ。』
カルマ『一生ないだろうけどねぇ〜!』
あっという間にお正月は明け、私は今日、学校に登校する。