第36章 クリスマスの奇跡…。
『アァンッ…アンッ…アンッ…』
カルマ『まぁ……!そろそろ俺、我慢できないよ…。』
熱くなる俺のモノをまぁの秘部に押し当てる。
カルマ『いくよ…。』
ズンッ…。
『アッ…うっ…お兄ちゃん……。』
俺は頬を赤くさせ、潤んだ瞳のまぁにキスをする。
パン…パン…パン…パン…
『アァンッ!…アンッ…アンッ…アンッ…!』
私…お兄ちゃんと…セックスしてる…。
あれっ…?何この感覚…?
またも頭の中に映像が流れる。
まぁ…愛してるよ…。
私も…カルマ…。私だけを見て…。この日を忘れないように…。
パン…パン…パン…パン…パン…パン…
カルマ『うっ…まぁ…。もういく…』
ズンッ…!
ドクン…ドクン…。
私の中で大きく波打つ。
カルマ『まぁ……。俺、まぁがいればそれでいいよ…。だから、これからもずっと傍にいてよ。』
『………。ほんとバカだね。当たり前じゃん。カルマ…。』
カルマ『……うそっ。今、俺のこと…。まさか、記憶が?』
『…ぅん。思い出したよ…。夏祭りの夜のことも…。全部…。』
カルマ『……。グスッ…』
『えっ?何で泣くの?』
カルマ『嬉しいからに決まってんじゃん!ってか何だよ…ヤッて思い出すとか…。こんな事なら戻ってきた初日にヤッちゃいたかったよ…。
俺、どんなけ我慢してと思ってるんだよ!』
『いや、だって私もまさかこんな形で思い出すとは…。それだけあの日の想いが印象的だったというか…強かったというか…。』