第36章 クリスマスの奇跡…。
カルマ『ふぅん?なら、今日はもっと忘れられない聖夜にしてあげるよ…!』
『えっ…?ちょっとカルマ!まさか二回目するつもり?』
カルマ『あったりまえじゃぁぁん!こんなけ焦らされた分と、今日のトナカイとコチョコチョの仕返しまだしてないしねぇ〜!』
『あっ、覚えてたんだ…。』
カルマ『忘れる訳ないじゃぁん?』
『じゃあ、私からも…。カルマ、お誕生日おめでとう。』
時計を見ると既に24時をまわっていた。
カルマ『最高のプレゼントをありがとう…。おかえり…。まぁ。』
『ただいま…。カルマ…。』
私達の夜は深々と振り続ける雪の中、お互いの体温をたしかめるように熱く深く溶けていった。