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蒼い月

第5章 対決!デスサイズ団!


「MyBestFriend、ミルフィー!」
「タブ~!」

ボールから出てきたのはタブンネ。

「タブンネってメガ進化できるのか?!」
「でも3対1じゃ負けるに決まってるっすよ」

一部批判的な声も聞こえたが、フェリシアは気にせず相手を見つめた。
悪の組織デスサイズ団とのバトルが今、始まる。

「ズルズキン、もう一度気合い玉だ!」
「グラエナ、バークアウト!」
「ニャース、悪の波動!」

先程と同じ攻撃を仕掛けてくるデスサイズ団。

「ミルフィー、ハイパーボイス!」

大音量の声の塊が3つの技にぶつかり、またまた大爆発を起こした。

「また相殺...」
「あのタブンネもかなりの実力だな」

また3つの技を相殺したことに驚きを隠せないギャラリー。驚いてないのはプラターヌ博士ぐらいだ。

「そー言えば、メガ進化ポケモンどーたらって言ってたわね...行くよミルフィー!」
「タブ!」(はい!)

「私達の絆、光輝け、進化を越えて!」

マフラーについたブローチに触れ、フェリシアは高らかに叫んだ。フェリシアのキーストーンとミルフィーのタブンネナイトが互いに共鳴し、発生した光の帯が互いに繋がり、そしてミルフィーを包み込む。


「ミルフィー、メガ進化!」
「タ~ブンネ~~!」


光が弾け飛ぶと、そこにいたのはメガ進化したミルフィー。なんだか妖精らしさが更に上がっている。

「これが...」
「メガ進化...」

幸村達もデスサイズ団も開いた口が塞がらないようだ。

「なっ、くそっ、ズルズキンドラゴンクロー!」

攻撃を仕掛けるデスサイズ団。
しかし、

「無駄よ」
「なっ!?」

ミルフィーにドラゴンクローが全く効いていないのだ。つまり...

「メガタブンネはノーマル、フェアリータイプ。ドラゴンタイプの技は無効化される!」
「はぁ!?聞いてねぇぞそんなん!」
「だったら1から勉強してくることね。メガ進化について何も知らないくせに、ポケモンを寄越せとか軽々しく言うな!」

フェリシアの気迫にデスサイズ団は何も言い返せない。

「チェックメート、ミルフィー破壊光線!」
「え、ちょ、やめっ」

高濃度のエネルギーが3体のポケモンに襲いかかり
そして、


ちゅどーん


またまた大爆発を起こした。
...って、今日何回目の爆発だ?
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