第1章 出逢い
紫黒
「つーことで、この俺がここまでしてやったんだ。お前もここで働けよ?」
珊瑚
「………あ゛!!」
そうだった。私は、断りに来たのに こんな事をされては断れない。顔の血の気が引いてくのがわかる。
琥珀
「わぁ~い!新しい仲間の誕生だね♪」
桔梗
「………フン。」
琥珀さんには手をブンブンと振られ、若干一名には歓迎されてない。
紫黒
「ん~、じゃ、指導係りは桔梗。お前がやれ。」
桔梗
「は!?何で俺が…」
紫黒
「……絶対命令だ。」
紫黒が桔梗を睨み付けると、渋々頷いた。本当に渋々。
私は、一応挨拶しに桔梗の方に行き、頭を下げる。