• テキストサイズ

distinctive

第1章 出逢い


珊瑚
「あ、あの。東雲 珊瑚です。宜しくお願いします…。」

桔梗
「…………変な名前。」


ボソッと気にしてる事を言われ、本当の自分が出る。


珊瑚
「わかってるよ!わかってますとも!?私だって、お婆ちゃんみたいな名前だなぁ~とか、思ってるもん!でも、面と向かって言わなくて良いじゃないかぁ~!!」

桔梗
「……………ギャーギャー五月蝿い…。」

珊瑚
「ムー!!」


冷たい目で見られて、こいつとは仲良くやっていく自信がない。むしろ、仲良くなれないと思った。


桔梗は雑貨の方に指を指し、


桔梗
「光ってるもん全部記憶を消しとけ。」



そこには光り輝くアンティーク雑貨が、山ほどあった。この人達のことだから、ちゃんと処理はしてあると思うが…


珊瑚
「…嘘でしょ?」

桔梗
「やれ。」

珊瑚
「だって、こんな量 私のキャパシティー崩壊するよ!?」

桔梗
「つべこべ言わず、やれ。」

紫黒
「桔梗は新人にもキツいな!」

琥珀
「仲良くなれて良かったよ♪」



私は、なれてません!と思いながら、夜通しかけてアンティーク処理をするはめになった。







…これが、私達の出逢いの話。
/ 99ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp