第3章 黒尾side
孤爪
「クロ…キョロキョロしすぎ…」
黒尾
「え?」
山本
「黒尾さんどうしたんすか!会場に入ってからずっとキョロキョロしてますよ!」
えっ俺そんなにキョロキョロしてるか…?
夜久
「さっきも女の人に声かけてたけどナンパでもしたいのか?お前こんな時にナンパとか…ありえん」
黒尾
「ナンパじゃねぇよ!!!…ちょっとな」
孤爪
「クロ…もしかしてあの人?」
黒尾
「あぁ」
来てほしいと頼んだ。俺らが強くなったところを1番に見てほしい人
さっきから探しているがなかなか見つからない…
来てないのか…?
黒尾
「研磨悪い、ちょっとここ頼んだわ」
孤爪
「うん」
研磨に任せ俺はあの人を探しに走った。
しばらく探しているとある女を見つけた。
サングラスに杖をついている女、その女を見つけた瞬間すぐさま駆け寄り自分の胸に引き寄せた。