第1章 *空*
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「ごめん(笑)ただの過労だから」
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ス「そんなに忙しかったの?」
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「ん~・・・まあね、眠れないのもあって」
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ス「・・・にのに言ったの?」
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「・・・」
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ス「言ってないんだ・・・言えないか・・・」
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「あのね・・・別れたんだ」
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ス「え?!いつ?・・・どうして」
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「(笑)ん~ちょっと前にね・・色々あるのよ!
でも大丈夫♪本当はね明日退院だったんだけど
ご飯が食べれてないから1日延びちゃった」
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ス「・・食べれないの?」
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「病院のご飯おいしくないでしょ?だから(笑)」
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ス「じゃあ何か買ってこようか?」
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「ありがと、でも頑張って食べないといつまでも退院できないから(笑)」
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落ち込んだ気持ちを隠すように
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なるべく明るく話した
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ス「そっか、とりあえず元気な姿も見れたし
もう帰るね!色んなこと溜め込まないでいつでも連絡してよ!」
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人って暖かい
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