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【暗殺教室】奪い愛…。

第31章 カルマオチ④


カルマ『赤チーム、聴こえる?俺が指示出すよ。あと、みんなには頼みがある。


私情を挟んで悪いんだけど…まぁを見つけたら、ヤらずにすぐ俺に教えてほしい。頼む。』


寺坂『はっ、しゃーねーな!分かったよ。』

速水『りょーかい。』


カルマ『ありがと。じゃ、まず三村、烏丸先生がいる左後方の高台の近くにある木まで隠密に辿り着いて。

そっからだと、相手陣地の様子よく分かるでしょ?』


三村『りょーかい。カルマ、高台より西から2人来る。』


カルマ『ナイス三村!じゃ、狭間さん前進。』


闇に身を潜めた狭間に杉野の不破がやられる。


そこを磯貝に撃たれ、狭間がやられる。


偵察に出ていた三村を奥田のスコープが発見し、打つ。


青チーム。赤チーム。両チーム脱落者が次々に出ていく。




(カルマサイド)


おかしい…。三村の偵察網にもひっかからなければ、誰からもまぁを発見したという知らせがない。


どこかに身を潜ませている…。



(まぁサイド)


うっ…。私、本当にできるかな…。

いや、やり遂げなくちゃ!私にはこの方法しかない。

ナイフも銃も…力もカルマには勝てない。


なら、覚悟を決めなきゃ!!


カルマは今、大きな岩の上で私を探している。

私は覚悟を決めて歩き出す。

カルマのすぐ近くの木の根元まで。



私はある人物に目で合図をする。

その人物は、私を見やると言った。


『まぁはここにいるわよ?』


カルマ『ビッチ先生!何?まだ俺終わってないから邪魔しないでくれる?』


カルマが岩から降り、ビッチ先生に近づく。



かかった……。

カルマ(違う…これはビッチ先生じゃない!)

私は一瞬の隙を見逃さず。木の根元に回り込み、すかさず罠を発動する。


ワイヤートラップにカルマの左手は木の枝に拘束され塞がる。

私がカルマの前に立つ。


カルマ『驚いたよ。まさか髪色も、服もビッチ先生そっくりにして近づくなんて。まさか、開始からずっとビッチ先生だと思ってたのはまぁだったなんてね。


けど、どうする?左手が使えないだけで利き手も足も使える。

そんなけ使えれば、おれの間合いに入った途端拘束できるし、ナイフもかわせる。このワイヤーだって、少し時間かければ簡単に外せる。』


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