第31章 カルマオチ④
私は準備タイムのうちに、ある人物の元に向かう。
そして、その人物の耳元で囁く…。
にっこり笑ったその人物は快く私を受け入れてくれた。
(カルマサイド)
まぁは必ず俺を狙う…。
もちろん俺もターゲットはまぁだ…。
まぁを愛しく思う気持ちは変わらない。まぁの考えは俺だって分かる。
けど、俺なりにコロ先生を思う気持ちを否定された気がして、どうしても許せなかった。
それに…。何で俺にじゃなくて浅野君に相談してんだよ…。
偶然会った。それ自体は問題じゃない。
この冬休み、いくらでも時間はあったのに…。
何でなんだよ…。
嫉妬だって分かってる。けど、今は…必ず勝って俺の意見を認めさせる!
烏丸『俺が審判を務める。
それではクラス内暗殺サバイバル、スタート!』
開始同時に青チームの竹林、片岡が、赤チーム千葉、速水の遠距離スナイパーにやられる。