第24章 恋人の時間〜学秀オチ①〜
学秀と付き合って1カ月が経つ頃ー。
私は今、学秀の部屋にいる。
ちょうど一週間前、理事長先生がコロ先生に暗殺を仕掛けてきた時には驚いた。
だけど、理事長先生は、E組を温情を持って存続させてくれる事にしてくれた。
学秀との仲も前と変わっていないように見えるけど、どこか温かい。
学秀『本当に外部受験で椚が丘に入るのか?』
『うんっ。私は、E組として卒業したい。』
学秀『分かった。なら、僕も最後まで支配者としてあり続ける。覚悟しておけよ!』
そう言って私に微笑む。
『学秀…。』そう言って私はうんと背伸びをして学秀に口づける。
学秀『っ!……。』
真っ赤になり驚く学秀が可愛いくて笑ってしまう。
学秀『ほぅ…。覚悟はできているんだろうな。』
そう言うと、私を抱き寄せ、すぐさま舌を絡ませる。
『んっ…ンンッ……ンンッ…』
学秀『まぁ…』
ベッドに押し倒され、学秀の紫色の瞳が私の瞳をとらえる。
学秀『まぁを…僕のものにしたい……。』
私は黙って頷く。
学秀『痛いとは思うが、少し頑張ってほしい…。
必ず……感じさせてやるから。』