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MONSTERA.

第5章 わらしべ長者





川端さん
「いつまで待たせるんだい!!

約束の時間を1分も過ぎてるじゃないかい!!!」








ヨボヨボのババアが、


俺を見るなり怒鳴ってきた。










(いや…それ…多分、そっちのせいじゃない?


鍵開けるのも時間かかってたみたいだし?)









陽炎
「すみません…

えと…荷物は何処に置きます?」









川端さん
「奥まで普通は運ぶだろ!!!

気が利かない馬鹿だね!!」









陽炎
「奥ですね。」









いちいち老人の暴言に付き合ってるほど暇じゃないから、


俺はあがらせてもらい荷物を手前の部屋に運びこむ。









(にしても…なんというか……)








外見はアレだけども、


部屋はきちんと整理されておりスッキリしていた。








(静か過ぎて寂しい家だな……)








更にキョロキョロ見ると、


小さめの仏壇が置かれているのに気が付いた。









川端
「人の家の中をキョロキョロ見るもんじゃないよ!

馬鹿者が!!」









(歳のわりに観察力、半端ないな!!

妖怪だったりしてw)









陽炎
「すみません。では代金を頂戴して帰りますね。」








川端
「まったく卑しい馬鹿者だよ!!

ちょっと待ってな!!」








(もー、なんでもケチつけるとこ可愛くないな…)









ババアは奥に消えていった。









手持ち無沙汰になった俺は、


怒られたけどまた仏壇の方を見た。









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