第12章 俺は私
すると…
陽炎(ちづる)
「 !? 」
ちづる母は俺から離れ、
村長の足元で土下座をした。
ちづる母
「お願いします!娘の代わりに私を!!」
村人
「お前には無理じゃ…
ほれっ!!早くちづるを連れて行け!!!」
"ドンッ!"
ちづる母
「 ンッ!!!」
村長は足元のちづる母を思いきり蹴った。
陽炎(ちづる)
「…!!….」
頭上
〈おさえてね…
貴方の事が村中に知れ渡ったら、
妖怪と繋がっていたちづるさんだけじゃない
親戚一同、何をされるか分からないから…
悲しいけど…この村はそういう村なのよ…
頭上の女霊が俺の頬を撫でる
(…手……冷たッ((((;゚Д゚)))))))……)
その手の冷たさが俺を冷静にさせていく…
(…ありがとう…)