第1章 弟妹ができる可能性が出てきた。
"ガタンッ…ガタンッ…ガタンッ……"
アナウンス
「お待たせいたしました。
まもなく地獄谷〜地獄谷〜」
(地獄谷って趣味悪い地名だな…)
"プシューッ"
電車の扉が開いた。
陽炎
「よいしょっと…」
キャリーバックを持ちホームに降りたつ。
(…他に降りたつ乗客は…無しか。)
俺は早々にホームから改札を抜け、
ロータリーとは言えない砂利の広場に出た。
(田舎すぎやしないか?これ…(;´д`))
覚悟していたとはいえ、
ショックが無いわけじゃない。
陽炎
「さて…行くか。」
俺は村まで続く荒れた一本道を
キャリーバックを引かずに手で持ち歩き出す。
(確か地図だと駅から歩いて1時間程だったか…
うーん…まっ、時間あるから歩こう。)