第4章 〜煌帝国のひとたち〜
白龍「……はっ!」
『すごい……』
鍛練場には白龍さんがいた。
見とれてしまい、地面に座って眺めていた。
白龍「少し…ハァ…休憩しますか…ハァって
名無しさん殿?!?!?」
『白龍さん。ごめんなさい、つい見とれてしまって』
白龍「えっ…///いや俺こそ気付かなくて申し訳ないです」
『いえ、私が勝手に来ていただけなので。…凄いですね』
白龍「?何がですか?」
『一生懸命で、かっこよかったです』
白龍「そんなっ…かっこいいだなんて…///」
『汗、拭きます』
私は近くにあった白龍さんが持ってきたんであろう真っ白いタオルで白龍さんの額の汗を拭いた
白龍「名無しさん殿っ?!?!////」
『なんでしょうか?』
白龍「じっ、自分で拭けるので大丈夫ですっ!///」
『あ、ごめんなさい。勝手に…拭いてしまって』
白龍「えと…あの、やっぱり拭いて頂けますか?//
(…って、俺は何を言ってるんだぁぁぁ///)」
『はい、いいですよ』ニコッ
白龍「/////恥ずかしくて余計汗が出そうだ」