第6章 渇いた心を潤して…
- 松本 side -
「ただいま…」
急いで帰ってきた家に入るが、家の中は静まり返っていた
もうこんな時間だもんな…寝てるよな
寝室の扉を開くとこちらを向いている智の寝顔が見えた
俺も、寝よ…智との時間は起きてからでも、いいか……
シャワーを浴びて、ベッドに入ろうと布団をめくると俺の枕を抱きしめて寝ている智がそこにいた
それ、やばい…可愛すぎるって……
智の寝姿を見ただけで潜めていた欲が湧き上がる
いくら久しぶりだからって…俺こんなに我慢できないやつだったか…?
膝立ちで智に跨り、見下ろしながらスウェットを押し上げるほど反応した自分のものをさする
「っはぁ…」
治まらないほどの熱を帯びたそれを外気に晒して握ると自然と上下に動かしていた