第27章 感謝感激Love嵐ーDear.Jー
2人に困り果ててたら
ものすごい勢いで
相葉くんがこっちにダッシュしてきて
「翔ちゃん、おーちゃんっ?
メインディッシュの、あれはっ??」
早口言葉のように捲し立てると
バンッと勢いよくキッチンに両手をつく
なんか今日相葉くんいつも以上に
騒がしいっつーか…
げ、元気だな…
「あ〜、あれね?」
「そう!それ焼いてさ?食べようよっ?」
腰に回った手がするり、と解かれて
リーダーが冷蔵庫へと向かった瞬間
「ほら、松潤は主役だから座って待ってよう?」
「え、えぇっ」
お、俺あなたに手伝えって言われたから
こっち来たはずなんだけど…?💦
グイグイ、強めに背中を押されて
リビングのローテーブル前に座ると
しばらくしていい匂いがほわん…と漂ってくる
「おまたせ!」
「さ、食べようっ?」
サラダとカルパッチョ、
美味そうな匂いを放つ
焼きたてのステーキがテーブルについて
「やっば!肉もうまそっ」
「良かった💚松潤の為に用意したんだからね、このお肉!」
「ありがとう、相葉くん♪」
「へへへ…♪( ´∀`)」
「ほら、おじさん!乾杯の音頭とって」
「それでは!まちゅずんの36回目の誕生日を祝って!」
「乾杯っ!」
「「「「「カンパーイ!」」」」」
リーダーの挨拶と翔くんの音頭に乗せて
グラスが軽やかな高音を立てた