第4章 嫉妬と好物と幸福と

- 二宮 side -



俺の気持ちを表すかのようにキツく口の中の智のものを吸い上げる



「っや、ぁ、はぁ…っ」



何を隠しているかわからないけど“隠されている”というだけで無性に腹がたつ



音を立てて口から外すとしっかりと上を向く智のもの




自由になった智のものを左手で握り上下に擦り上げると大きく揺れる両脚



「んぁ、あっ…」



「ほら、言えよ…っ…」



サキを指の腹で弄りながら焦らして煽る



「っ、んぅ…っ」



俺の問いにふるふると顔を横に振る



「強情だなっ…」



智の先走りで濡れる指をヒクつく智のものの下にある秘部に擦り付ける



周りを少しほぐして真ん中で力を入れるとなんなく飲み込まれていく俺の指


飲み込むのは容易だったけどナカはキツく締め付けてくる



「ココは使ったわけじゃねーみたいだな…」



状態からして浮気はしてないみたいだ



「ソコは、かずしかっ…知らな…っひぅ！」



その言葉に少し嬉しさを感じるが指先を少し折り曲げ智を更に追い詰めていく



イイトコロを指先で確実に刺激する



「やっ、そこっば、か…っり…っ」



「ほら、言えばイかせてやるぞ？言え…なんで先帰ったか…そして俺が電話した時、何してたかちゃんと言えよっ…！」



唇を噛み締めて再度顔を横に振る



「じゃあ言いたくなるようにしてやるよっ…」



指を引き抜き俺のものを取り出してサキを充てがう



智のものの根元を手でグッと握って勝手にイかないようにして一気に奥まで俺のものを埋めた



「ぁあ、あっ…！」



仰け反った智の喉元が大きく晒される



「ほら、言えっ…じゃないと、ずっとイけねぇぞ…？」



「っ、ふ、ぅ…っ」



ここまでしても顔を縦には振らないし、言葉にもしない



「もぉいい…っ」



ただ苛立ちをぶつけて智のナカを大きく、激しく擦り上げる



「はっ、ぁ、あっ、あぁ…」



「っ、あ、っくぅ…」



ナカの収縮が限界まで俺のものを締め付けた時熱を放つ



手の力が緩んで智のものから手が外れると白濁を腹に吐き出した



両腕を縛り上げていたシャツを外すと智がゆっくり意識を手放す



それを見た俺もナカから抜き去り横に転がると眠りに落ちていった