第4章 嫉妬と好物と幸福と
「お前には俺のものって自覚が足りない!」
「っえ…?んぁっ…!」
右手で纏められた手を押さえ込まれたままさっき晒された突端に細くて綺麗なかずの左手が触れる
「ぁ、んっ…」
「ココも」
そのまま左手が下に向いて滑っていく
「ココも」
少し反応した俺の中心がジーパンの上から手のひらでぐっと掴まれる
「んぁ、あっ!」
「……俺のもの、だよな?」
覗き込まれた瞳に反射的に頷くと険しかった表情が和らぐ
前に話では聞いていたけど、こんなに嫉妬深いなんて思っていなくて
「じゃあ…」
「え、えっ!?」
戸惑う俺をよそにかずはジーパンを器用に脱がしていく
「シても、いいよね?」
「…ん、んあぁっ…」
グイッとずり下げられたパンツから少し主張した俺のものが露わになると暖かいものに包まれた